オタクがキモい件について

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夏真っ盛りな今日この頃。ぼちぼち地元でもお祭りの準備がされたり、花火大会の宣伝もちらほら見かけたりと、「夏」を思わせる催事が増えてきましたね。そんなこんなで季節とは全く関係ないですが、今回のブログは「オタクがキモい」という件についてです。これで僕が本当にただ罵るだけのブログを書いていたら相当問題ある気がしますが、そういう内容ではありませんw

 

今となってはオタクに対して寛容な雰囲気が出てきましたが、それでもまだ偏見の目で見られたりキモいだのウザいだの罵られる言葉もたくさん耳にします。

 

そこでふと、「なぜ昔よりもオタクに対して寛容な雰囲気が出てきたのか(または出てきていると感じているのか)」、「なぜオタクはキモいだのウザいだの言われるのか」という点について気になったので、このブログにていつもの持論を展開してみようと思います。

 

 

 

なぜ昔よりもオタクに対して寛容な雰囲気が出てきたのか(または出てきていると感じているのか)

一言でいうと、個々人の意見や考えを表現する場や情報を収集できる機会が増えたからだと思います。

 

スマホやネットの普及により、10年前とは比べ物にならないくらい我々は多くの情報量を得ることが出来るようになってきました。

 

そうなると、実は自分だけだと思っていた考えや趣味に共感する人を容易く見つけられたり、共に楽しんだりすることが出来るようになります。

 

そういう環境で、今まではどちらかというとアングラな分野だったマンガやアニメやゲームなどのカルチャーも多くの人々の目に触れられる機会が増えてきだして、「そういう分野もあるよね!ネットでよく見る!」という意見の台頭により、オタクに対して寛容な雰囲気が出てきたと思っています。

 

 

なぜオタクはキモいだのウザいだの言われるのか

一言で言うと、その人にとっての世界観を持っている人が多いからだと思います。

 

キモいだのウザいだの発言する人の心理としては、自分が理解できない、見たことも触れたこともないものに対して極端な嫌悪感を示します。

 

要するに、自分にはないものを許容するだけの度量がない人が言っているイメージです。

 

生活や表現の多様性が公になってきたのは、ネットの発達後なのでごく最近のことです。

 

それまでは「人はこうあるべきだ」とか「こう振る舞うのが一般的だ」みたいな固定概念が蔓延っており、それに逸脱した行動をとる人は「キモい」や「ウザい」などの言葉を浴びせられていた気がします。

 

その中でもオタクの世界は濃いものが多く、これまでにあった固定概念から大きく逸脱しているように見えたのでしょう。

 

教養があり、多様性を認めている人からすれば「そういう趣味や世界もあるよね」という感覚になるはずです。

 

つまり「オタクがキモい・ウザい」というのは、言い換えれば「オタクの人は独特な世界観をもっており、自分はそういう分野をまだ知らない」ということになります。

 

そう考えると「オタクはキモいから・・・」「ウザいって言われるし・・・」という感覚になるのではなく「あなたが知らない世界を自分は知っている」というポジティブシンキングになる方がよっぽど楽しいですよね。

 

個人的には僕のヒーローアカデミアの主人公のこれらのシーンのイメージに似てますw

 

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捉え方は人それぞれでどれが正解とかはありませんが、物事に対して否定的でネガティブになるよりも寛容的でポジティブな方が全てがいい方向に進むと思っている個人的な意見でした。