最近のアニメはあまり記憶に残らなくなってきた件について

気が付けば2017年も折り返し。蚊も増えてきてやたらめったらあちこち痒い今日この頃(;・∀・)

7月からは新しいアニメも続々始まり、どれを見ようか選定する大切な一週間が始まりますw

 

どのアニメがオススメかは次回のブログにでも書こうと思っておりますが、今回は「昨今のアニメはどうも昔に比べてあまり記憶に残らないなぁ」ということが多くなってきたので、なぜなのかを個人の独断と偏見で書いていこうと思います。

 

理由としては以下の3点が挙げられると思っております

 

 

 

1. アニメで完結する作品が極端に減ってきたから

昔(1990年代)のアニメは、既に原作が完結しており、それをアニメ化する流れや、制作前からアニメを半年や1年掛けて終わらせることを決めてから放映されているものが多く、始まりから終わりまでをアニメで見れる事が多かったです。

 

しかし昨今では、ウェブマンガサイト上やライトノベル掲載サイト上で人気の高いもののアニメ化が盛んで、先ずはお試しで3ヶ月(12話分)作ってみて、その関連商品(原作やCD,DVD)が売れたらその続きを半年後に再度制作する、というような流れが主流となっております。

 

こうなると放映されたアニメがそのまま完結することはほぼなく、「続きが見たかったら原作買ったり関連商品を買って人気を上げてね」という、なんともまぁ順序が逆じゃね?と思うような課金現象が起きています。

 

完結しないアニメが乱発するとそら印象も残りませんよね。

 

 

2. 得られる情報が多くなり、印象強く残る作品が昔に比べて減ってきたから

殆どの人がネットを利用して情報を得ている今日この頃。人々の得られる情報量は、ネットが無かった頃と比べると10倍以上の差があるらしいです。

 

そんな情報社会の中で、アニメの放映数も多く、限られた時間の中でアニメを見ようとすると、相当なインパクトがないと印象にすら残りません。

 

アニメ化される原作も似たり寄ったりの内容が多く、その中から売れそうなものを継続的にアニメ化しようという制作者側の意図があるアニメは、正直どれも似たり寄ったりで新鮮味がなく、やはり記憶にすら残らないという現象が起きてしまっています。

 

量より質を高めたアニメの方が情報過多の現代には合っている気がします。

 

 

3. そもそも年齢的に記憶に残らなくなってきているから

僕らが幼い頃のアニメやゲームが印象的だったのと同様、今の小さい子供達は、今放映されているアニメや発売されているゲームが大人になった頃に「昔のアニメやゲームは良かったなぁ」というコメントを残すかもしれません。

 

今の僕らは少なからず昔の自分よりは経験や情報量が多いはずです。ゆえに大抵のことには既視感を覚え、印象深くならない、結果的に昔のアニメの方が今のアニメよりも印象的で記憶に残る、という風になってしまっています。

 

これは今のアニメ制作や放映の環境が、というよりも、皆が大人になるにつれ必ず経験する感覚に近いのかもしれません。

 

 

 

そんなこんなで持論炸裂な考察ですが、いうても今でもアニメは好きなので、これからも見続けます。これからもどんな面白い作品に出会えるか楽しみです♪